自分が好きで選んだ職業、やる気満々で仕事に挑み始めた入社1年目、そんな自分が誇らしかった
「これまで自分を立派に育ててくれた親に恩返しするぞ!」そう意気込んでいた
でもそんな自分に立ちはだかった究極の悩みが、当時の上司…
『は?』『違うだろ!』『努力が足りない!』『これもわからないの?』『お前はできていない!』『ダメでしょ』『もっとやれ』『まだまだだな』『休憩している暇あるの?』『やり方はそうじゃない!こうだ!』
入社1年目はそんな否定的な言葉をあびせられても「これが社会人か~大変だな~」と深くは考えず必死でついていく毎日、好きで入った職業だから頑張れた…
でもそんな仕事の日々はいくら時間が経過しても変化はなく
インプットばかりでアウトプットの時間を与えられず全く身にならない、すきま時間で復習をしていたら『ヒマか?これはこの前やっただろ?次はこれだ!復習は休みの日にやれ!』『こんなに教えているのにできていない!』『お前はやる気がない!』と言われる
2年、3年、とときがたち
好きで選んだはずの職業なのに全然ヤル気になれず出勤が憂鬱…なぜだ…
別にサボっているわけではないのに全然成長が実感できない…なぜだ…
こんなんじゃ自分を立派に思ってくれている親に対して申し訳ない
「こんなところで負けちゃだめだ!」と自分を励まし奮い立たせる
しかし、そのたびに何度も何度も否定的な言葉でこころを折られる「自分はダメだ…」
「自分では精一杯やっているのだが、まだまだなのか?自分はなにもできないやつなのかな?…」
今考えると不思議だが、そんな上司に認めてもらおうと必死になっていた
気づけば上司のためだけに仕事にはげんでいた
洗脳の方法を知っていますか?
最初に思いっきり相手を否定して自尊心を粉々にし、相手がこれからどう生きていけばいいのか分からないという不安な状態に落とす。するとその人は助けてくれそうな人の言うことは何でも従う。相手の自主性を奪って、こっちの言いなりにさせてしまう方法。
当時は気づきませんでしたが
お手本のような洗脳の方法でした(笑)
自己肯定感を与えてくれた後輩たち
好きで選んだ職業にやる気を出すも、否定的な言葉でやる気をなくす、その繰り返し
心のアクセルとブレーキを同時に全開でふんでいる感じ、こわれそうな精神状態
そんな自分にも時がたつと後輩が増え、仕事を教える立場にもなってきた
しかし年数がたっただけで自信なんてなかった
でも後輩からの言葉は『教えてくれてありがとうございます』『気づかせてくれてありがとうございます』『すごいです』『いつも助かっています』
でも、そんなこと言われても自分の気持ちは「自分はそんなできる人じゃないし、教えられることは少ない…」と謙遜してるわけではなく、ただただ本当に自信がなかった
それでも自分を頼りにしてくれる後輩たちと過ごしているうちに
「自分はできていないこともあるが、できていることもあるのかな~」と気づき始め
できないことばかりに注目するのではなく、できていることに注目するほうが向上心を維持できることに気づかされ、徐々に「自分はこれはできるな~」と自己肯定感を感じ始めた
上司の言葉だけに注目しないで!
最初はできないなんて当たり前、できていることに目を向けて自信を持とう
自分を大切にしよう、そして自分を大切にしてくれる人にエネルギーを使おう
自分のことを大切にしてくれないいかれた上司なんて気にしないで
気にしないなんて難しいかも、でも自分だけが嫌な思いをしないで
いかれた上司は気づいていない、こっちが傷ついてるなんて
むしろ良かれと思ってやっているかも、「嫌な気持ちです、辛いです、とても傷ついています」と伝えてみよう、勇気をだして!
言えた自分に自信が持てるよ!!
それでもなお『お前は弱い!』『甘えるな!』『こんだけのことで?』など言うものなら
「相手はそう感じるんだな」程度にして自分だけを責めるのはやめましょう
きっと、そんないかれた上司のことが好きじゃないのはあなたただけじゃない
きっと、あなたのことが好きな人の方が周りにはもっと多くいるはず
一人で抱え込まず家族・仲間・友人に相談して
早く気づいて!
いかれた上司の言葉がすべて正しいなんて思わないで
いかれた上司の否定的な言葉にまじめさ・素直さ・優しさを発揮しないで
苦しい・辛いと感じている自分の心に素直になって、自分に優しくなって!
、と若手時代の自分に伝えたいな~~~
おしまい!!
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